爪水虫を放置してはいけない3つの理由

水虫と聞くと足に起こるものというイメージがあります。

しかし、水虫は足以外にも感染することのある症状です。

その中の一つが「爪水虫」です。

爪水虫というのは単純に言えば爪の水虫の症状ですが、放置してはいけないものです。

今回はこの爪水虫について詳しく解説していきたいと思います。

 

爪水虫とは?

爪水虫というのは爪にできてしまった水虫です。

水虫というのは白癬菌(はくせんきん)に感染している状態のことをいいます。

爪の中に白癬菌が入り込んでしまうことで感染してしまい爪水虫を発症します。

足の水虫を放置しておくことで爪水虫にもなりやすくなります。

爪水虫は足の爪に感染するというイメージがありますが、手の爪にも感染してしまうことがあります。

爪水虫は指先の温度が高くて汗をかきやすい人がなりやすいとされています。

水虫の原因となる白癬菌は温かくて湿っている場所で繁殖しやすい菌です。

高温多湿になっていると水虫になりやすくなるということなので、通気性の悪い靴などを履いていると水虫になる可能性が高くなってしまうのですね。

 

爪水虫の症状は?

爪水虫は足に症状が出る水虫と、症状の現れ方が違います。

足の水虫は痒みがあるというイメージですが、爪水虫は痒みや痛みのような自覚症状は基本的にありません。

しかし、爪水虫が悪化して爪の形状が変わることで痛みが起こることはあります。

爪水虫の症状は「爪が白くにごる」「爪がぼろぼろになる」「爪が変形する」などです。

この症状が爪に現れてきた時は白癬菌に感染している恐れがあるということになります。

・爪が白くにごる

爪水虫になると普通の爪の色とは違って爪の色が濁ってきます。

そして、爪が厚くなっていきます。

爪が分厚くなり、白く濁ってきているならば爪水虫を疑ったほうがよさそうです。

・爪がぼろぼろになる

爪水虫になると爪の表面が剥がれはじめ、ぼろぼろになっていきます。

爪がぼろぼろに剥がれてしまうことで新しい爪が綺麗に生えてこなくなってしまいます。

そして爪の表面に筋のようなものもたくさんあらわれてきます。

健康な爪はこのような症状があらわれることはありません。

・爪が変形する

爪が厚くなったり、ぼろぼろになったりしていくことで爪が明らかに変形していきます。

爪の変形で痛みがある場合は爪水虫を疑ったほうがよいのです。

 

爪水虫は放置するとどうなるの?

1.手や足などの他の爪への感染

爪水虫は放置してはいけないものです。

爪水虫は爪の中に白癬菌を溜め込んでしまっている状態なので他に感染しやすいです。

爪水虫を放っておくことで他の指の爪にも感染してしまうこともあります。

爪水虫がたくさんの爪にできてしまえば、歩きずらくなったりすることなどもあるので生活に支障が出てしまうこともあります。

爪切りなどをした時の切った爪にも爪水虫の原因となる白癬菌がいます。

それを手で触ることで手の爪に感染してしまうこともあります。

 

2.家族や身近な人への感染

爪水虫はとてもうつりやすいものです。

自分自身の他の爪に感染してしまうということは勿論ありますが、他人に感染させてしまうこともあります。

特に家族や身近な人などにうつりやすいです。

白癬菌はバスマットやスリッパなどから他人へと感染していきます。爪水虫を感染してしまっている場合は、感染させないために他人と同じ物を共有することをやめたほうがよいのです。

爪水虫になってしまったときは、うつりやすいものということで自分だけの問題ではないと考えることが重要になります。

また、家族や身近な人で複数人が爪水虫に感染している場合は一人が治療や対処をするだけではなくて、皆全員で治療をしていく必要があります。

 

3.爪水虫の悪化

爪水虫の症状が悪化して爪の変形が進んでいけば、靴を履く時や靴下を履く時などに圧迫されることで爪の周りに炎症を起こしてしまい痛みを起こすこともあります。

 

爪水虫は早めの対処が必要

爪水虫は症状を悪化させないためにも他に感染させないためにも早めの対処が必要になります。

爪水虫を悪化させないためには、白癬菌を繁殖させないということが重要です。

日常生活の中では、患部を清潔に保つことが重要になります。

白癬菌は高温多湿を好むので足を湿った状態にしないということも重要になります。

足を通気性の良い状態にしておくと良いですね。

爪水虫は自覚症状がない為、症状が進んでから発覚することなども多いので少しでも爪に気になる点があれば皮膚科を受診して白癬菌があるかないかを確認するのもおすすめです。

爪水虫の治療方法は内服薬と外用剤での治療があります。

外用薬では爪の中まで行き届かないので内服薬が使われることが多いです。

内服薬は「ラミシール錠」や「イトリゾール錠」が使用されることが多いです。

この薬を飲むことで白癬菌を死滅させることができます。

しかし、内服薬は飲むものなので肝臓に負担がかかってしまう場合もあります。外用薬も症状によっては効果を発揮するので、医師に相談をして治療方法を決めていきましょう。