爪は体調のバロメーター!病気のサインの特徴とは

ふとしたときに気になる爪の変形や変色。

大きな変化がなくても、爪に線が入ってしまっていたり、もろくなってしまっていたりなどを感じることがあったという経験のある人は多いのではないでしょうか。

爪は体調を示すバロメーターにもなるとよく言われているものです。

爪の変化はそこまで気にすることではないということもありますが、病気のサインとしてあらわれることもあります。

病気のサインだとしたら、早めに気づくに越したことはありません。今回は爪が示す病気のサインを中心にお話ししていきたいと思います。

 

爪の病気のサイン一覧

爪にあらわれる病気のサインというのは爪自体の病気のサインであることもあれば、爪以外の病気のサインであることもあります。

まずは爪の変形があらわれる病気のサインについていくつか紹介していきます。

病気のサインとしてあらわれるのは変形や変色です。

先にお話した爪に入る横線も病気のサインである場合が多いです。

 

・爪甲厚硬症

爪がどんどん分厚くなっていく爪の病気です。

爪甲厚硬症の原因となるのは外的な要因です。

きつい靴を履いていたり、怪我をしたりして爪の成長が妨げられたときに起こる症状です。

 

・匙状爪

匙状爪というのはスプーン爪のことをいいます。

爪の中央の部分がへこんでしまっていて先端が跳ね返ってしまって、スプーンのような形になってしまっている爪の変形です。

この爪の病気は甲状腺異常や貧血の人がなりやすいとされています。

 

・巻爪

爪の病気というか爪の変形で一番多いとされているのが巻爪です。

爪が巻いてしまって肉に食い込んで痛みがでます。

症状が軽いうちは足に負担がかかる時に痛みを感じるのですが、症状が重くなると何もしていない時でも痛みを感じるようになります。

 

・陥入爪

陥入爪は巻爪と症状が似ています。

爪の両端が伸びて肉に食い込む爪の病気です。

巻爪の場合は爪が巻いて食い込みますが、陥入爪は真っ直ぐに伸びて食い込みます。

手や足がふくよかな人がなりやすい爪の病気とされています。

 

・時計皿爪

時計皿爪は「ばち指」とも呼ばれている爪の病気です。

爪が丸く盛り上がるので太鼓のバチのように見えるのです。

この爪の変形は酸素不足によって起きるものです。

肺がんや肺気腫、甲状腺異常などの病気のサインとしてあらわれます。

爪自体の病気ではなく、何か体に異変が起きているという病気のサインなのです。

 

・爪白癬

爪白癬は爪が白癬菌に感染してしまっている爪の病気です。

白癬菌というのは水虫のことです。

白癬菌は別名「水虫菌」と呼ばれています。

爪白癬は爪が白く濁っていき、分厚く変形していくのが特徴です。

症状が悪化していくごとに爪がぼろぼろになっていきます。

放置していても治ることはないので早めの治療が必要になります。

 

爪にすじが入ってしまったケース

爪の変化で多いのが爪に線のようなすじが入ってしまったというケースだと思います。

男性の場合は症状が軽いものならばあまり気にしないという人が多いようですが、ネイルに気を使っている女性の場合は少し線が入ったくらいでもとても気になるようです。

爪にあらわれるすじは横線と縦線があります。まずはこの縦線のすじ、横線のすじについてお話ししていきます。

 

・縦に入るすじ

爪に縦線のように入ってしまうすじというのは「爪甲縦溝」とよばれているものです。

この縦のすじは病気などとは関係していないことが多いようです。

爪に縦のすじが入ってしまう原因となるのは老化現象です。

老化現象というのは避けることも防ぐこともできないものなので気にしすぎてはいけません。

しかし、若い年齢でもこの縦のすじが入ってしまうということもあります。

その原因となるのが栄養不足です。

栄養不足は爪の縦のすじとなってあらわれるのです。

 

・横に入るすじ

爪に横に入るすじというのは縦のすじとは違って注意が必要なケースがあります。

病気のサインの可能性があるからです。

爪に入る横のすじのことを「爪甲横溝」といいます。

横線が爪の全体に入ってしまっている場合は慢性疾患の病気のサインである可能性があります。

このような場合は一度、医療機関を受診してみるとよいでしょう。

爪の一部に横線が入ってしまっている場合は、栄養不足やストレス、感染症の可能性があります。

感染症の場合も爪の病気のサインなので医療機関を受診する必要があります。

 

爪の色で分かる病気のサイン

病気のサインとなるのは爪の変形だけではありません。

爪の変色も病気のサインとなることがあります。

健康的な爪の色はピンク色をしています。

爪が白く変色している場合は肝硬変や腎不全などの内臓疾患である可能性があります。

青白く変色している場合は悪性貧血や心臓疾患である可能性があります。

逆に赤くなってしまっているときは多血症の恐れがあります。

爪が黒く変色している場合はアジソン病やメラノーマの恐れがあります。

痛みなどの自覚症状がなくても爪が病気のサインを発信している場合があるのです。

もしも気になる症状があるときは、自己解決せずに医療機関を受診するようにしましょう。